2025年の活動報告

今年2026年は、年明けからNHKニューイヤーオペラコンサート、山形交響楽団「蝶々夫人」、新国立劇場「こうもり」に関わり、慌ただしく過ごしておりました。
そんなわけで遅くなりましたが、昨年の活動を振り返りたいと思います。


2025年1月は新国立劇場「さまよえるオランダ人」「フィレンツェの悲劇/ジャンニ・スキッキ」の稽古に続けて参加。

ドイツ・オペラでの仕事始めとなりました。

1月26日(日)にはオペラパレス ホワイエにて、「フィレンツェの悲劇」ミニコンサートに出演。
音楽ヘッドコーチ城谷正博さんの解説と指揮、カヴァー歌手陣による歌唱で、「フィレンツェの悲劇」の後半30分ほどを演奏しました。

終演後、出演者の皆さんと↓
(左から秋谷直之さん、木下、城谷さん、佐藤路子さん、大久保惇史さん)


2月~3月頭にかけては、びわ湖ホール「死の都」に関わりました。

幻想的で美しく、映画音楽的でもある作品ですが、歌うのも弾くのも大変な難曲です。
個人稽古は前年の9月から開始し、時間をかけて取り組みました。

立ち稽古までは東京で行われましたが、2月下旬からは10日間ほど大津に滞在し、舞台稽古にも参加。
公演まで見届けました。

マリエッタ役の森谷真理さんを囲んで、音楽スタッフの皆さんと↓
(左から湯浅加奈子さん、木下、森谷さん、鈴木恵里奈さん、森脇涼さん)


びわ湖ホールさんのSNSで、コレペティトゥアについてご紹介いただきました↓
阪哲朗マエストロの流麗な指揮を見て弾いているところです。


3月20日(木·祝)には、新国立劇場オペラ研修所 スプリング・ガラコンサート2025に出演しました。

会場はなんと新国立劇場オペラパレス(大劇場)。
いつもピアノ舞台稽古の際にオーケストラピットでは弾いていますが、舞台上で弾くことは滅多にありません。
緊張しましたが、反響板となる巨大パネルに助けられ、研修生の皆さんと贅沢な大空間での演奏を楽しみました。

ステージの様子はこちらをご覧ください↓
新国立劇場オペラストゥディオ(オペラ研修所) 「スプリング・ガラコンサート 2025」大好評のうちに幕 | 新国立劇場 オペラ研修所


4月~5月は研修所のレッスンやオーディション、コンクール伴奏、先々のオペラの個人稽古等に勤しんでいました。

6月には神奈川フィルのDramatic Series 楽劇「ラインの黄金」セミステージ形式の稽古に参加。
通し稽古では全曲をノンストップで弾きました。

ラインの乙女の九嶋香奈枝さん、藤井麻美さん、秋本悠希さんと↓


その後、6月下旬からは7月頭にかけては、新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室「蝶々夫人」に関わりました。

鑑賞教室はダブルキャストを短期間で稽古するので、大変タイトなスケジュールで駆け抜けます。

短期間でも見事にまとめ上げる城谷マエストロと、音楽スタッフの皆さん↓
(後列左から高橋健介さん、木下、城谷さん、松村優吾さん、前列左から濱本広洋さん、平野桂子さん)


7月~9月前半は、二期会「さまよえるオランダ人」に携わり、暑くて熱い夏を過ごしました。

個人稽古は早い人は3月から、多くの歌手は4月から行いました。
アンサンブル稽古や立ち稽古に先駆け、早い段階から個人稽古を組むため、他のオペラの稽古と並行して進めることもしばしばです。

演出の深作健太さん、演出助手太田麻衣子さんと、音楽スタッフチーム↓
(後列左から石坂宏さん、深作さん、木下、太田さん、前列左から吉元優喜乃さん、三澤志保さん、原田太郎さん)


上岡敏之マエストロを囲んで、出演者の皆さんと↓

続いて9月中旬から二期会「こうもり」の個人稽古を開始、10月にアンサンブル稽古を行い、月末から11月中旬まで立ち稽古でした。

指揮のエリアス・グランディさんと↓
エネルギッシュで躍動感のある音楽を作ってくれました。


そんな中、9月末には第6回マダム・バタフライ国際コンクール in 長崎に公式伴奏者として出張してきました。

9月28日(日)の本選で伴奏し、翌日29日(月)にはグラバー園での入賞者記念演奏会に出演。
日本、カザフスタン、中国の歌手の皆さんと、プッチーニ作品等を共演しました。

本選の会場はベネックス長崎ブリックホール大ホール、もう一人の公式伴奏者は髙田絢子さん↓


入賞者記念演奏会では、長崎の海を見渡せる素晴らしいロケーションで蝶々夫人のアリア「ある晴れた日に」を演奏でき、感動で胸がいっぱいでした。

第1位のZhadyra Abduilaevaさん(カザフスタン出身)と↓


12月はコンサート出演が続きました。

12月3日(水)は浜離宮朝日ホールにて、中村恵理さんソプラノ・リサイタルの伴奏。
前半はイタリア歌曲、後半はオール・プッチーニ作品のプログラムで、前年と同様テノールの工藤和真さんをゲストにお迎えし、トスカや蝶々夫人の二重唱も演奏しました。

コンサートの様子はこちら↓(浜離宮朝日ホールさんのXより)


そして12月12日(金)にはソウルのイルシンホールにて、韓国人テノールのチャールズ・キムさんと、シューベルト「美しき水車小屋の娘」全曲を演奏。

ワーグナー歌手でもあるキムさんとは、6月の神奈川フィル「ラインの黄金」の稽古でご一緒し、今回の共演に至りました。

日韓国交正常化60周年記念コンサートとして開催され、有意義な公演になったと思います。


以上、昨年の活動報告でした。

2025年も沢山の素晴らしい共演者に恵まれ、スタッフの皆さんに助けていただきました。
ご来場いただいたお客様、応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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